ガイド · 発注者向けチェックリスト

動画翻訳会社の選び方:発注前に確認したいチェックリスト

従来の翻訳会社、AIツール、AI活用型の翻訳会社のどれを比較する場合にも役立つ、契約前に確認したい6つの基準と質問をまとめました。

  • 全工程で人がチェック
  • 70以上の言語に対応
  • GDPR準拠・パリ拠点
  • 制作前に正確なお見積り

結論から言うと

まず、自社の動画1本を対象言語で各社にテストしてもらいましょう。そのうえで、さらに5つの点を確認します。文字起こしと翻訳を誰がチェックするのか、音声をどのように制作するのか、用語の統一をどう保つのか、コンテンツをどう保護するのか、そして制作開始前に正確なお見積りと納期が提示されるかどうかです。品質に自信のある翻訳会社であれば、この6点をすべて明らかにしてくれます。

吹き替え・字幕・翻訳に対応する言語数
70+
ワークフローの工程数(お客様による承認2回を含む)
8
1社のために多言語化したマスタークラス動画の本数
~100

動画翻訳会社を比較する6つの基準

すべての候補に同じ質問をすれば、営業トークではなく回答そのものを比較できます。

  • 01

    自社の動画でのテスト

    デモリールではなく、実際の自社動画1本を使った対象言語での短いテストを依頼しましょう。御社の話者、専門用語、音声品質に翻訳会社がどう対応するかがわかります。

  • 02

    適切な工程での人によるチェック

    誤りは、音声を制作する前に直すのが最も低コストです。文字起こしと翻訳を御社が承認できるか、そしてすべての最終ファイルを人が確認するかを確かめましょう。

  • 03

    話者に合った音声

    話者ご本人の同意のもとで声をクローンできるか、どのようなプロの音声を選べるか、1本の動画に複数の話者がいる場合にどう対応するかを確認しましょう。

  • 04

    用語の統一

    製品名、略語、専門用語は、どの動画でも統一した形で扱い、言語ごとに承認済みの訳語を使う必要があります。すべての言語に共通の用語集を適用するのが、最もシンプルで確実な方法です。

  • 05

    セキュリティと機密保持

    コンテンツがどこで処理されるのか、誰がアクセスできるのか、ワークフローがGDPRに準拠しているか、動画がAIモデルの学習に使われるかどうかを確認しましょう。

  • 06

    正確なお見積りと納期

    信頼できる翻訳会社は、まずプロジェクトの要件を定義し、制作前に金額と納期を確約します。作業開始後に変わる概算見積りには注意しましょう。

動画翻訳会社に確認すべき質問

チェックリストに加えて、これらの質問への回答で、信頼できるパートナーとリスクのある依頼先を見分けられます。

項目確認すべき質問要注意のサイン安心できるサイン
納期確認すべき質問最初の言語と最後の言語は、それぞれいつ納品されますか?要注意のサインあいまいな見込み、または言語が増えるほど延びるスケジュール安心できるサイン要件定義の段階で確約された納期と、各言語の並行制作
修正対応確認すべき質問納品後に1文だけ変更したい場合はどうなりますか?要注意のサイン変更のたびに新規発注として扱われる安心できるサイン最終ファイルの修正がワークフローに含まれている
リップシンク確認すべき質問顔が映っている場面で、口の動きを合わせられますか?要注意のサインオプションがない、またはすべての動画に同じ処理をする安心できるサイン顔が映る場面ではリップシンクを提案し、効果がない場面では行わない
納品物確認すべき質問どのファイルが納品されますか?要注意のサイン字幕を焼き付けた動画ファイル1本のみ安心できるサイン動画、個別の音声トラック、字幕ファイル、文字起こし
対応言語確認すべき質問どの言語に対応していて、誰が確認しますか?要注意のサイン対応言語は多いが、確認プロセスがない安心できるサインすべての言語が同じ確認ステップを経る
対応本数確認すべき質問数百本の動画カタログにはどのように対応しますか?要注意のサインバッチ単位の計画も、一元的な窓口もない安心できるサイン御社チームが段階的に確認できるよう、バッチ単位で作業を計画

従来の翻訳会社、フリーランス、AIツール、AI活用型の翻訳会社のどれを選ぶ?

同じ検索をしても、4種類の依頼先が見つかります。従来の翻訳会社は翻訳者、声優、スタジオを手配するため、映画や広告に向いています。フリーランスの翻訳者は、数本の動画に字幕を付ける場合によい選択肢です。セルフサービス型AIツールは、社内で出力を確認できる場合に、速く手頃な方法です。AI活用型の翻訳会社は、AIによる制作に人によるチェックとプロジェクト管理を組み合わせており、研修、マーケティング、専門家のコンテンツを大量に翻訳する企業に適しています。どのカテゴリーが必要かを把握すれば、依頼先を比較する前に候補を絞り込めます。

パイロットプロジェクトの進め方

複数の話者が登場し、専門用語をある程度含み、普段の制作物と同じ音声品質の、代表的な動画を1本選びます。それを、同じ対象言語と同じ用語集を添えて、候補に残った2〜3社に送ります。御社チームや対象市場のネイティブスピーカーに、どの会社が制作したかを伏せたまま結果を見てもらい、正確さ、音声の自然さ、タイミング、そしてフィードバックへの各社の対応を比較します。数分のパイロットのほうが、どんな営業プレゼンテーションよりも多くのことを教えてくれます。

動画翻訳を外注する際に避けたい失敗

最もよくある失敗は、1分あたりの単価だけで選び、後から修正や遅延という形で代償を払うことです。ほかにも、文字起こしの確認を省いて誤った製品名がすべての言語に広がってしまうこと、最初に用語集を共有しないこと、パイロットで品質を確かめる前にすべての言語を一度に発注することが挙げられます。最後に、納品物は事前に取り決めておきましょう。LMSや動画プラットフォーム向けにファイルを後から書き出し直すと、時間がかかります。

デモ

すべてのプロジェクトを支えるエンジン

当社チームが動画の翻訳・吹き替え・納品に使用しているVoiceCheapエンジンを、短いデモでご覧ください。

このガイドで取り上げるサービス

導入実績

お客様が実際に計測した成果

教育、メディア、企業のチームに向けて提供した、制作代行によるローカライズ案件です。

よくある質問

動画翻訳会社は、ある言語で収録された動画を、別の言語の視聴者向けのバージョンに仕上げます。プロジェクトに応じて、文字起こし、翻訳、字幕、ナレーションまたは吹き替え、オプションのリップシンク、品質チェックを行い、公開可能なファイルで納品します。
合計金額だけでなく、各お見積りに何が含まれているかを比較しましょう。確認の回数、人による品質チェック、音声の選択肢、リップシンク、ファイル形式、納品後の修正などです。料金表からの概算ではなく、実際の分数と言語にもとづく正確なお見積りを依頼しましょう。
所在地よりも、対応言語、確認プロセス、データ保護のほうが重要です。コンテンツの機密性が高い場合は、どこで処理されるのか、依頼先がGDPRに準拠しているかを確認しましょう。VoiceCheapはパリを拠点にワークフローを運用しており、お客様のコンテンツをAIモデルの学習に使うことは一切ありません。
分量、言語、そして御社チームの承認のスピードによって変わります。従来の吹き替えでは、言語ごとにスタジオで収録するため、1バッチに数週間かかることがよくあります。AI活用型の翻訳会社ではそうした収録が不要なため、期間は主に御社の承認次第です。見込みではなく、確約された納期を求めましょう。
元の動画またはリンク、対象言語、話者の一覧、ブランド用語集(お持ちの場合)、公開に必要なファイル形式をご用意ください。社内で誰が文字起こしと翻訳を承認するかを決めておくと、プロジェクトがよりスムーズに進みます。

お手持ちの動画についてお聞かせください。短いお打ち合わせでプロジェクトの内容を整理します。